マジョラム

便秘解消と玄米の関係

現代の日本は食文化が多様化しています。
昔は和食中心の食生活でしたが今では洋食、イタリアン、中華など世界中の食文化を楽しむことができます。
なので人によっては偏食になってしまったり肥満体になってしまう人も増えています。

様々な食文化がありますが、やはり基本となるのがご飯です。
米は私たちの主食として大事な栄養素の一つです。
米といったら多くの人がまず白米を思い浮かべます。
しかし最近では健康志向が高まっていることから、玄米や発芽玄米を取り入れている家庭が増えてきています。

玄米や発芽玄米は、白米に比べてビタミンやミネラルなどの栄養素が何十倍も多く含まれています
中でも一番の違いは、玄米には食物繊維が豊富に含まれているということです。
食物繊維は便秘解消のために最も必要な成分です。
便秘の人の場合の食生活改善には食物繊維が含まれることが絶対条件です。

食物繊維には、水溶性と不溶性の食物繊維があるのが特徴です。
その両方の食物繊維をバランス良く摂取しなくてはいけません。
玄米の中でも発芽玄米は、25種類もの食物繊維を摂取できるものもあります。
さらに水溶性と不溶性を同時に摂取できるので、バランスよく食物繊維を摂取できます。
また玄米に含まれるフィチン酸といいう成分が便秘解消に効果があることが分かっています。

白米はこのような豊富な栄養源をすべて取り除いてしまっているため、同じ主食を摂取するのであれば玄米や発芽玄米がお勧めです。
白米に比べると、パサついた感じがして苦手な人も多いです。
そういった場合は、白米に少しずつ玄米を混ぜていき、食感や味に慣れていきましょう。

お米自体も硬めなので、しっかり噛み砕いてから食べる癖ができます。
これは口の中の唾液の分泌量を増やし、胃や腸の働きを活発にさせます。
また満腹感も得やすいので、ダイエットにはとても最適です。
主食であるお米を玄米に変えることで、体質改善や便秘解消など多くのメリットを得ることができます。