マジョラム

便秘解消に腹筋トレーニング

日常生活においてとても便利な時代になりました。
仕事でもデスクワークが多くなったことから、日々の生活で体を動かす機会が減ってきました。
そこで大きな問題になっているのが肥満体や便秘の問題です。

食生活の変化や運動不足から肥満体やこれに悩まされる人がとても増えてきました。
特に便秘に関しては、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
便秘の種類で最も多いのが弛緩性便秘です。

弛緩性便秘とは、腸のぜん動運動が低下してしまうことで起きる便秘です。
腹筋の筋力が低下してくる中高年や寝たきりの老人などに多く見られる便秘です。
しかし最近では若い世代の運動不足などもあり、年代問わず増えてきています。
特に男性に比べると女性の方が筋力が少ないため、弛緩性便秘は女性の方がなりやすいという特徴があります。

そこで便秘解消のために効果があるのが、腹筋のトレーニングです。
一日5分程度から始められるため、すぐにでも実践することができます。
激しい運動ではなく、腹筋が鍛えられているということを意識して行うことが重要です。

あおむけになって膝を立てて両手を頭の後ろにおき、おへそを見るような形で上半身を起こします。
勢いよく頭をあげるわけではなく、ゆっくりとゆっくりと行うと効果的です。
15回~20回を2セットぐらい行いましょう。

毎日継続して行うことが大事なので、無理のない範囲ではじめていきましょう。
慣れてきたらだんだんセット数を増やしていき、腹筋を鍛えていきましょう。

腹筋に筋力が付くことで、便意を感じた時にしっかりと排出しやすくなります。
便意を感じた時にお腹に力を入れて、いきまなければいけません。
そのときに必ず腹筋が必要になります。
腹筋が弱い場合は、ぜん動運動が低下して排便しにくくなり便がどんどん蓄積してしまいます。
早い段階で便秘解消することで、病気の予防や美容効果にもつながります。
残便感などを感じることなく、すっきりとした腸内環境を整えるためには、腹筋トレーニングをしっかり行いましょう。