便秘解消に効果のある温湿布
便秘に悩んでいる人は、普段からあらゆる方法を試しているでしょう。食生活の見直しや生活習慣の見直し、などいろんな観点から便秘解消を取り組んでいます。
様々な方法がある中で便秘解消法としてお勧めなのが、直接腸に刺激を与えるということです。
腸に刺激を与えても大丈夫なのかと不安に思う人もいるでしょう。
しかし便秘自体が腸の動きが低化してしまっていることが原因で起きているケースがほとんどです。
本来であれば腸のぜん動運動によって便がどんどん押しだされ、便意につながり排便することができます。
日ごろの生活習慣や運動不足など様々な要因から、腸のぜん動運動がとても低化してしまっています。
そこで腸のぜん動運動を活発にする方法の一つに、温湿布の活用があります。
温湿布は自宅で簡単にできるので、毎日の生活に習慣づけるとより便秘解消につながりやすくなります。
温湿布は熱いお湯につけて絞ったもので、それを腹部に乗せることで腸を温めることができます。
腸を温めるとぜん動運動が活発になり、便秘解消につながります。
肌が弱い人は直接熱いものを乗せるのではなく、タオルにくるんで冷めるまでお腹の上に置いておくようにしましょう。
またより効果を得るためには、お湯の中にミント系のハーブオイルを数滴たらして温湿布を作りましょう。
ミント系のハーブには、腸内にあるガスを排出したりぜん動運動を活発にする働きがあります。
なのでより相乗効果を得ることができます。
また腸をより継続的に温めるためにジンジャ―を混ぜたお湯を使う方法もあります。
ジンジャ―は体を温めてくれる働きがあるので、腸の動きを活発にしてくれます。
またこのようなハーブがない場合でも、自宅にある味噌を使うことで簡単に効果を高めることが出来ます。
味噌とジンジャ―を混ぜてお湯を足して泥状になるまで柔らかくします。
それをタオルなどに伸ばすようにして塗っておいてガーゼをおきます。
その上に温湿布を置くと数時間後にお通じがくるといわれています。
最も手軽な方法としては、湿らせたタオルをレンジでチンするだけで温湿布が完成します。